美観と機能を手に入れる「外壁・外構リフォーム」
家のリフォームは、屋内だけでなく外壁や外構にも必要になります。その目的には美観だけではなく機能向上も含まれるため、定期的に検討することが大切です。
こちらでは注文住宅・リフォーム・リノベーションの広島「HARA建築工房」が、豊富な実績を元に、外壁塗装および外構・エクステリアリフォームについてご紹介します。くわしくは、お気軽にお問い合わせください。
外壁塗装の塗り替えタイミング
「外壁塗装」というと、「見た目をきれいにする」ことが目的だと思われている方もいるのではないでしょうか。しかし実は、雨漏りや建物の劣化を防ぐ役割もあります。なお塗装の効果は新築から10~12年程度しか持たないといわれており、定期的な塗り替えが必要です。
また、この年数はあくまでも目安であり、塗料の種類や性能、建物の立地環境などによって大きく左右されます。中には5年程度で効果がなくなるものもあれば、20年経っても問題ないケースもあるためです。そこで実際に外壁を見て、傷み具合などから判断することが必要です。
塗り替えのサイン
以下のようなサインが現れていたら、塗り替えのタイミングです。注意してチェックしましょう。
☑ チョーキング | 外壁を手で触ると、粉状になった塗料が手に付くような状態を「チョーキング現象」といいます。これが現れたら、塗り替えのタイミングです。 |
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☑ ひび割れ | 塗装面にひび割れが現れたら、建物の内部まで劣化している恐れがあります。緊急を要する状態であると考えてください。 |
☑ はがれ・ふくれ・浮き | 紫外線や雨水に長期間さらされて劣化すると、塗膜が浮いていたり、はがれたりしてきます。これも危険なサインです。 |
☑ 汚れ | 塗膜が健全な状態であるときには、付着した汚れはしばらくすると自然に落ちます。しかし性能が劣化してくると、汚れが落ちなくなります。 |
☑ サビ(鉄部) | 雨水などによって鉄部が酸化すると、それ自体が腐食するだけでなくまわりの塗膜を汚して劣化させます。早急な対処が必要です。 |
☑ カビ・苔 | 塗膜が劣化すると防水効果が失われます。そうなると雨水や湿気の影響でカビや苔が発生。放置すれば内部まで侵食し、雨漏りの原因になります。 |
外構・エクステリアリフォームのポイント
家を建てることに集中したせいで、外構やエクステリアにはまだ手を付けられていない……というケースも少なくありません。しかし外構やエクステリアを整えずにいると、見栄えが悪くなるだけでなく、建物の耐久性や防犯性などにも悪影響を及ぼします。
外構・エクステリアの重要性について知っていただいたうえで、リフォームの検討をおすすめします。
Point 01 周囲の景観・街並みをふまえる
門扉や塀は、建物に合っているのはもちろん、周囲の景観や街並みにマッチしていることが大切です。これを怠ると、その家だけが浮いてしまう存在になるからです。
弊社ではお客様のご希望を十分にふまえながら、公共性、地域性に配慮した外構プランをご提案します。
Point 02 美観以外の機能性・耐久性・防犯性までを考慮する
多くの人に見られる外構・エクステリアは、美観を重視しがちです。しかしこれも建物と同様に、デザイン性だけでなく機能性や耐久性、防犯性などを確保することが重要です。
たとえば地震が起きてブロック塀が倒れたり、空き巣などの侵入を許したりといったことが起きてからでは遅いと言えます。「品質」部分もしっかりと考慮しましょう。
Point 03 事前に見積り書をしっかりチェックする
外構・エクステリアの工事は住宅と違い、施工の確かさを完成後に確認しにくいという特徴があります。そのため、業者選びはとくに重要です。中には悪質な業者による欠陥施工で、後にトラブルを招くこともあるためです。
また、事前に工事内容と見積りを十分にチェックすることも大切です。場合によっては、見積りで低い金額や短い工期を提示し、施工をスタートした後で、何かと理由をつけて追加工事や料金を加えようとするところもあるからです。
適正な金額・工期を提示してくれる良心的な業者を選ぶよう、きちんと確認しましょう。
~失敗しない業者の選び方とは!?~
リフォーム業者は数多くあり、その中から信頼できる1社を決めるのは簡単なことではないでしょう。では業者選びで失敗しないためには、何に注意したらいいのでしょうか? 大切な4つのポイントをご紹介します。
- Point 01
実績が豊富で
信頼性があるか? -
家の状態やお客様の好み、業者の技術など、さまざまな条件によってリフォームの内容は異なります。そこで、その業者がどんな施工をしてきたのか、あらゆるニーズに応えられる力があるかを確認することが必要です。
具体的には施工事例を見せてもらい、その内容が、お客様の求めているものに合っている業者を選ぶといいでしょう。
- Point 02
デザインなど要望を
しっかりと取り入れてくれるか? -
はじめはどんな希望にも対応できるような対応だったのが、いざプラン提案や見積りの段階になると、「あれは無理」「これも無理」と姿勢を変える業者もいます。その理由には、その業者で対応できない内容であったり、ほかに推したいプランがあったりといった事情が隠れている可能性もあります。
経験豊富で誠意のある業者であれば、きちんとお客様の話を聞いて希望を反映させてくれるでしょう。無理なものに対しても、納得できる理由をきちんと説明してくれるはずです。
- Point 03
費用に関して
見積りなどに信用性があるか? -
残念ながらリフォーム業者の中には、詐欺まがいの商売をする悪徳業者がいるのも事実です。また悪徳とはいわずとも、工事費用の水増しや、根拠のあいまいな見積りを出してくるような業者もいます。そのため、必ず複数の業者から見積りを取ることが大切です。
さらに、その見積りに正しい根拠があるかも確認しましょう。見積り時の価格が低くても、後で追加工事が発生する可能性もあります。見積りの内容・費用に信用性があるか、きちんと確認しましょう。
- Point 04
大手よりも
地域密着型か? -
リフォーム会社は、住宅建設会社と同じく大手と地域密着型のところがあります。大手はブランドイメージが強く安心できるものの、価格が高いのがデメリットです。
それに対し長年地域密着型で実績を重ねてきた業者なら、ブランドイメージはなくても信頼を寄せられるのではないでしょうか。またフットワークも軽く、何かあればすぐに対応してくれるのも大きなメリットです。
なおリフォームにかぎり、大手は施工をほぼ地域の業者に依頼するのが常です。その結果マージンが発生するため、直接地域の業者に依頼したほうが費用を抑えられると言えます。